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2. どうしても夜道を1人で歩かなければならないとき

  • 執筆者の写真: Safe Campus Safe Campus
    Safe Campus Safe Campus
  • 2021年9月3日
  • 読了時間: 5分

更新日:2021年9月15日

留学先でのパーティーや友人との集まり、バイトの帰りに夜道を1人で歩かなければならない時があるかもしれません。留学経験者や海外大学生の実際の声をもとに、そうした時に覚えておくと心強いポイントを以下にまとめました。


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【帰路で意識しておくと役立つ事】


・速いテンポで歩き、定期的に背後を振り返りながら帰宅する

  • 犯罪者に隙のない印象を与えるためには、スピーディーに歩くことが効果的です。

・音楽を聴いたり、携帯電話を触ったりしない

  • イヤホンをしていると音が聞こえず、携帯電話を触っていると周囲への注意が散漫になり、後ろから怪しい人や車が近づいて来ても異変に気付き難くなってしまいます。夜道はただでさえ視界の確保がしづらいため、性犯罪のみならず、交通事故やひったくりなどの犯罪から身を守るためにも意識しておきましょう。

・落書きの多い場所には近づかない

  • 落書きは治安の良し悪しと直結している場合が多くあります。落書きの多い地区や建物の周りを通行することはなるべく避けた方が良いでしょう。


・暗い近道より、明るい遠回りを選ぶ

  • 帰宅コースは、できるだけ街灯が多数存在する明るく人通りが多い道を選ぶことがポイントです。自宅の周囲が暗い小道しかない場合には防犯ブザーを持つ、反射材を付けた自転車やタクシーで帰宅する、という風に防犯対策を工夫することもできます。

・帰り道のルートを日によって変える

  • 毎日同じ時間に同じ道を通る人を狙ってそのライフスタイルを把握し、ストーカーなどの犯罪に及ぼうとする犯罪者もいます。家までのルートはなるべく複数持ち、日によって異なる道を通ることを意識してみましょう。

・駐輪場は人目、灯りのある場所を選ぶ

  • 駐輪所においても性被害は起こり得ます。自転車通勤や通学をしている場合、照明が暗い、人通りが少ない駐輪場は避け、出来るだけ明るく人目のある場所を使用するように心がけると良いでしょう。

・公園を通る様な帰宅ルートは避ける

  • 夜の公園では、ドラッグによる精神錯乱者やホームレス状態にある人による性被害が報告されています。証拠となる防犯カメラも設置されていない場合が多々あるので、公園の近くを通る帰宅ルートはなるべく避けたいですね。

・遠慮を捨てて、信頼できる人に家まで送ってもらう

  • 頼む行為が厚かましいかなと感じる節があっても、身の安全のためには信頼できる友人に一緒に家まで着いてきてもらう事や、車などで送って貰う事をお願いすることも大切です。事実、夜道での危険が隣り合わせの地域ではそれが普通の事である場合が多くあります。

・むしろ声を上げながら帰る

  • 多少おかしい人なのかと側から思われようと、歌を口ずさんで歩いたり何かを暗唱しながら歩く事によってある程度人を寄せ付けない様な効果があります。

・バス利用時は出口に近い席に着席する

  • バスの車内での被害に対しての事前措置として、出口から遠い後部座席には座るよりも、できるだけ運転手の近くに座って比較的逃げやすい立ち位置を取ることがおすすめです。


【帰宅後に意識しておくと良い事】

・扉を開ける前は周囲を確認する

  • 家の鍵を開け、扉をひらいた瞬間を狙って不審者が後ろから押し入るケースが多数報告されています。鍵を開けるときは、周囲に誰もいないことを確認することがポイントです。

・鍵をかける習慣をつける

  • ドアを開けたら、素早く入って即座に施錠するように心がけると良いでしょう。玄関扉だけではなく、窓の施錠確認も忘れずに!

・家に入ってもすぐに電気をつけない

  • 入室したタイミングと電気がついたタイミング・場所を基に住人の部屋の位置を把握しようと家の外から監視する不審者もいます。明かりは少し待ってからつけることを意識しておくと良いでしょう。

・ドアを開けたら声をかける

  • 帰宅時は必ず「ただいまー!」と声をかけたり、ブザーを押してから入ったりすることで、二人以上で暮らしている様に装うこともできます。




【事前に講じて役立つ事】

・防犯ブザーを常に携帯する

  • いざという時に音で犯人を威嚇出来る(実際に事件に巻き込まれるとあまりの恐怖感から『声が出なかった』という報告が聞かれます)だけでなく、携帯しているだけでも抑止力になるため、見える場所に付けておくとより効果的でしょう。不具合や電池切れを定期的に確認することも大切です。

・コンビニやレストランなど、すぐに駆け込める場所を把握する。

  • 帰り道のルート付近にある交番やコンビニ、レストランなどを事前に確認しておくと、万が一の際に助けを求めるのに役立ちます。

※日本のような交番がない国も多くあります。知り合いがいる、信頼できる人が働いているお店などを把握しておくと、いざというときに役立ちます。


・自宅の住所や近隣の地理情報を説明できる様にしておく

  • なるべくdoor to door の帰宅を心がけ、そのためには自宅の住所等を覚えておくとタクシーなどの利用時に役立ちます。また、街灯の有無や治安の良し悪しについても把握しておくとなお良いでしょう。

・どうやって誘いを断るかなど、咄嗟の対応をロールプレイしておく

  • 郷に入っても自分自身は自分自身なので、言語や文化面などで決断が左右されない様に自身の意思確認も兼ねて練習しておけると良いですね。

・被害にあった際の連絡先、何を聞かれるのかを把握しておく

  • 最悪の場合を想定し、被害について対処や相談をしてくれる窓口やその形態を把握しておくと万が一の際に役立ちます。



 
 
 

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Safe Campusは​学内の性暴力をなくすための活動をしている慶應義塾大学の学生団体です。

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