- 性暴力から目をそらさないために -
本コンテストでは、
「性暴力被害者が相談しやすい環境の実現」
「アクティブバイスタンダーの認知向上」
を目指し、全国の学生からピンバッジのデザインを募集、グランプリのデザインでピンバッジを生産、そして全国に配布します。
本プロジェクトにご理解を頂き、バッジを受け取ってくださった大学等の学生相談室の皆様
敬称略
東京大学 相談支援研究開発センター 学生相談所
追手門学院大学 安威キャンパス 学生相談室
明星大学 総合健康センター学生相談室
千葉大学 学生相談室
兵庫医科大学 学生相談室 家次安子さま
愛知医科大学 学生相談室
ほか
主催:Safe Campus
共催:
(五十音順、敬称略)
追手門学院大学セクマイサークル「RoseWing~〇〇の在り方を肯定する会~」
共立女子大学 Knower
慶應義塾大学 Voice Up Japan Keio
国際基督教大学 Voice Up Japan ICU
国際基督教大学 ICU PRISM
DIVEUS
#男女共同参画ってなんですか
中央大学 mimosa
東京大学 TOPIA
東京大学 Tottoko gender movement
東北大学 AROW
東洋大学 DAISY
長崎大学 Partner's Shoes
名古屋大学大学院生 島袋海理
+Fem-me.
福島大学 にじいろサークル
北海道大学 虹の集い
立教大学 10×10
立命館アジア太平洋大学 Equal APU
立命館大学 TAG
早稲田大学 シャベル
本コンテストの目指すところ
私たちは性暴力のない社会を目指す上で、
・性暴力の被害者の多くが第三者に対して相談していない現状
・性暴力発生現場における第三者が果たしうる役割の大きさについての社会的な認知不足
という2つの課題を解決する必要があると考えています。
そもそも、性暴力をなくすということは、性暴力で悲しむ人を減らすという意味でもあります。そのためには、性暴力発生予防と発生してしまった場合のケアの両方が必要となります。ここで特に後者において重要なことは、適切な相談機関にアクセスすることです。相談機関にアクセスすることができれば、正しいケアが受けられ、長期的な心的影響を軽減や、被害後の認知の歪みを正すことができます。実際にこれらの変化が表に出る時期は人それぞれではありますが、被害者は本人すら知らないうちに心に傷を負っている場合が十分にあり得るため、早期に相談機関にアクセスすることが重要です。
次に、なぜ第三者の存在(バイスタンダ―)が重要なのでしょうか。その理由は、性暴力現場において、加害者・被害者と共に存在する第三者が行動を起こすことによって、性暴力を防止したり、被害を軽減したりと被害者の助けになることができるからです。具体的な行動としては、「5つのD」と言われるような、性暴力発生現場における行動「①distract 注意をそらす、②delegate 第三者に助けを求める、③document 証拠を残す、④delay 後からフォローする、⑤direct 直接介入する」が挙げられます。第三者が性暴力被害発生のストッパーとして果たす働きは非常に大きいものと言えます。また、被害後の相談相手としての第三者も被害者の心のケアという観点において大切な存在となります。被害者に寄り添い、話を聞きそばにいるだけでも被害者の心の支えになることができます。
これらを踏まえ、今回私たちは「アクティブバイスタンダーバッジ」というプロジェクトを提案します。
このプロジェクトでは、「性暴力を容認しない」「アクティブバイスタンダーとして性暴力被害を看過せず、状況に応じてできる限りの行動をし、その行動に責任を持つ」ことができる方にバッジとカードを配布いたします。バッジを身に付けていただくことで、日本における性暴力の現状と第三者の重要性の啓発につながります。
また、バッジと一緒にお渡しする名刺サイズのカードには、被害相談を受けた時の対処の仕方や被害者向けの対処方法、支援機関の連絡先等が記されています。このカードを携行していただき、もし被害相談を受けた場合には、そのカードを被害者に渡すことで、早期の被害者支援につなげることができます。
共催団体・個人の紹介
さまざまな学生団体・個人の皆様にご協力いただいています